ヒーリングの始まり
自己紹介を兼ねて…
「延髄の辺りにモヤモヤがある」
こんなふうに人の体が見えるようになったのが、2007年のある日。
私のヒーリング記念日です。
延髄の辺りをじーっと見ていると、そのもやもやがスーっと晴れていきます。
時間にして数秒から1分くらい。
その間、私の延髄はツーン・・・と吊っていました。
終わると、受けた人たちは不思議がりながら
「体が温かくなった」
「痛みがなくなった」
「視界がはっきりした」
「久しぶりに深く呼吸が出来た」
と言い、そして数日後、数週間後に再会すると
「あれ以来、調子がいい」
と言うのでした。
きっと凄く不思議な話だと思われるでしょう。
でも安心して下さい。
私にとっても凄く不思議でした。
ともあれ人の症状をこうして癒せることが分かった、私のヒーリング人生の第一日目です。
それ以来、人が人を呼んで、気付けば12年もこの仕事を続けています。
後ほど、このモヤモヤをほとんど誰もが纏っていることが分かりました。
同時にほとんど誰もが、様々な理由により(後述)、延髄を不調に陥らせていることも分かりました。
モヤモヤの正体は、延髄の不調が作り出す黒煙のようなものだったのです。
私が手かざしをすると、延髄は急速に活性化します。
その結果、全身にとても力強い回復エネルギーが回り出します。
それは巷で言われている自然治癒力の比ではありません。
もっと大きな力が私たちの体内には秘められているのです。
延髄は、回復エネルギーの蛇口のようなもの。
硬く締まっていて良い訳がありません。
しかし逆に、開けば渾々とエネルギーが湧き出すのです。
なぜなら延髄は呼吸と循環を司る場所。
そして充分な呼吸こそは回復エネルギーの生みの親です。
また呼吸が充分でないと脳はぐるぐるモヤモヤとネガティブな悩み事を始めます。
12年に及ぶヒーリングの経験から言えること、それは
「呼吸が充分でない人は、体は弱いし、悩みも多い」
ということ。
つまり延髄の不調は、体にも、心にも、根深く影響しているのです。
延髄が活性化すれば健康になる。
それならばいつも延髄が開いていればいいのに、と思うのですが、それは生きている限り仕方のないもののようです。
なぜ延髄は不調になるのでしょうか
原因は沢山あります。
▶︎ 肉体的には
⑴ 体に悪い食べ物(食品添加物、白砂糖、化学調味料など)
⑵ 帯電(化学繊維、電気製品、貴金属などによる)
⑶ 疲労
⑷ 浅い呼吸
⑸ 悪い姿勢(猫背、前傾姿勢、巻き肩など)
▶︎ 精神的には
⑹ ストレス
⑺ 頭の働かせすぎ
⑻ 否定的感情
などです。
どれも「そんなこと言ったって・・・」というものばかりですよね。
今の日本で延髄が絶好調という人はほとんどいません。
環境がとても悪いのです。
その意味で、幸せではない社会です。
延髄の不調が見えて、しかも活性化してあげることが出来る者としては
「一人でも多くの人に、リラックスした延髄の心地よさを味わってほしい」
と思います。
そうしたら、体も心ももっと楽になるからです。
延髄が緊張すると、
どのような不調があるのでしょうか。
文字通り、ありとあらゆる体の症状が作り出されます。
逆に言えば、延髄が本来の調子を取り戻せば、ありとあらゆる症状が解消されます。
例えばこちらをご覧ください。
延髄に対する手かざしヒーリングで、骨盤の歪みが10分程度で正されました。
動画では骨盤の変化にのみ言及していますが、
骨盤の歪みは、それ自体に止まりません。
⑴上半身、及び⑵下半身の痛みや凝り、⑶内臓の機能低下を引き起こします。
また内臓の機能低下は⑷冷えや⑸免疫力低下の元となります。
(実際にはもっと沢山の二次的症状があります。)
骨盤の歪みが正されれば、これら5つの症状は同時進行的に解消、改善されていきます。
手かざしによる延髄の活性化により、このような変化が起きます。
私たちの体にはまだまだ眠っている力があるのです。
「どんな治療法や整体法でも治らなかったものが治った」
「無理だろうと諦め受け入れていた体質が変わった」
というご感想を非常によく頂くのは、その為です。
自分で出来る、延髄の活性化。
▶︎ 1
体に悪い食べ物(食品添加物、白砂糖、化学調味料など)を避けましょう。
体に悪い食べ物は内臓に悪いだけではありません。
延髄を不調にさせるという、隠れた悪影響も持っているのです。
▶︎ 2
帯電を避けましょう。
なるべく化学繊維ではなく天然素材の衣服を着替えましょう。
アーシングもお勧めです。
▶︎ 3
睡眠時間はしっかり確保しましょう。
▶︎ 4
呼吸を感じる習慣を持ちましょう。
毎日朝晩3分間、動作を止めて呼吸だけに集中してみて下さい。
▶︎ 5
背筋はすっと、顎を引く習慣をつけましょう。
悪い姿勢は上部頚椎に負担をかけ、延髄を疲れさせます。
▶︎ 6
無用なストレスに自分を晒さないように、人に良く思われることより、自分のリラックスを優先するように考えを変えましょう。
▶︎ 7
考え過ぎないようにしましょう。
同じ考えを頭の中で何回も何回も繰り返してしまうようなら、考え過ぎのサイン。
延髄をゆるませた方が良い考えが浮かびます。
▶︎ 8
否定的感情(怒り、恨み、自己嫌悪、敵意)は延髄の状態を悪化させる原因の中でも最大最悪のものです。
気分転換するなどして、出来るだけ速やかに手放しましょう。
是非、やってみて下さい。
しかし自分一人では難しいこともきっとあるかと思います。
そんな時は、ヒーリングを是非頼って下さい。
一人で1~8を頑張るよりも何倍も早く結果を出すことが出来るでしょう。

©︎2019 Kawabe Masanori