お便り24 家族の問題4~病人の世話②
先日、『お便り23 家族の問題3~病人の世話』という記事を書きましたね。
家族に病人がいるとつい同情的になってしまうものです。
でも同情的になったら解決できるのか?
いいえ、どうもそうではないんです。
解決できないだけでなく、他人の問題を解決してあげようと他人のことばかりを考え続ける内に、自分がお留守になっている・・・
こっちの方がはるかに問題だという話です。
なぜなら自分がお留守である内は、状況はどこにも進展しないからです。
状況を、進展させたいはずなんですよね。
冷たく思われるかもしれませんが、病人の大半は自主志願で病人をやっています。
病人でなくなる方法はいくらでもあるのに、それをわざわざやりたいとは思わない。
「だからそういう人は駄目なんだ」と僕は言っている訳ではないですよ。
僕はただ、病気を治すとか少しでもマシになるために自分から努力することを好む人もいれば、それを億劫がる人もいて、それは個性の問題なのだから立ち入れる訳がありません、と言っているのです。
「と言っても年寄り相手にそれは厳しくないか?」と思うかもしれません。
そこで僕がお伝えしたいのは、世の中にはご自分の健康のためにわざわざ小田原から狛江までお越しになる83歳(だったかな)方もいらっしゃるよ、ということです。
この方は夏頃に体調を崩され、娘さん(アトリエの直接のお客様)にヒーリングを受けることを提案され、ご自分の意志で遠隔ヒーリングを十数回受けられ、また先日はアトリエにお越しになりました。
その当日娘さんから頂いたメールが、
「母は予定通り伺います(^o^)v
本人もやる気満々です!!
何を着て行くか昨日からこれでいいかしら?!と何度も聞かれています。(笑)」
つまり、年齢じゃないんですよ。
病気とか老齢とかそんなことは関係なく、単に、それをするのが好きか、好きでないか、という個性の問題なんです。
このような人もいらっしゃることを知ると、「ああそっか、治る気がない人にそんなに入れ込んでも仕方がないのか」とお分かりになるのではないでしょうか。
「辛い」「痛い」と言っている人が、自動的に「治りたい」と願っている訳ではないのです。
お分かり頂けたようでした。
「河邊さん、こんばんは。
今日のブログ、読みました。
なんだか、はぁーとため息というか、力が抜けたというか、自分の性格を(悪い意味で)わかりました。
親切で優しい良い人、それがいい事だと思ってて、どうしても人の事ばかりしてて。結婚してからは嫁ぎ先の人から振り回されて、自分をそっちのけでいたから、子供を含めてうまくいかなくて。
親切で良い人の意味を、間違っていました。
そしてそれは、私が勝手に自分の満足のためにしてる事なんですね。
だから、感謝されると涙が出るほど満足するし、何もない、もしくは文句を言われると腹がたつんです。
どうしても感情がはいってしまい、同情をしてしまうのですが、そこは胆力をつけるという私のしなくてはいけない事。なかなか大変な事だと、また改めて思いました。気づかせていただき、ありがとうございます。
また気持ちを新たにして、呼吸を感じるように気をつけて、過ごすようにします。
これからも、よろしくお願いいたします。」
とても難しい事柄ではありますので、また分からなくなったらご相談下さい。
【次回以降の満月新月ヒーリングその他】
11月12日(火)牡牛座 満月 5000円
11月17日(日)14時瞑想会(1000円)15時ー17時勉強会(2000円)
11月27日(水)射手座 新月 5000円
【こしきの輪 会員募集中】
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