台風が去った
おはようございます。
台風明けの朝。
皆さん、ご無事でしたか?
今回の台風は予想通り、かなりのものでしたね。
予報が立つ現代だから備えも充分できたと思いますが、これが数百年前、数千年前だったら、世界の終わりのように感じられたかもしれないですね。
一方、数百年前、数千年前には、決壊、氾濫、避難勧告の報せなどもないのですから、(川の傍に住んでいない場限りは)「今日はよく降るし吹くなあ」くらいで一日を過ごしたかもしれないですね。
知った方が良いのか、知らない方が良いのか、ちょっと立ち止まって考えたくなる所ですね。
僕も予報については知らなかったのですが、家族や友達が危険を先に知らせてくれたので、それなりの準備をして台風を待ちました。
我が家はガレージが半地下なので、流れ落ちてきて溜まった水をポンプで汲み上げるという非効率的な造りをしているのですが、停電・漏電したりするとこれが機能しなくなるのでまずいんです。
更に多摩川が近いので、氾濫したらガレージは車もろとも水没・・・という訳で、即席堤防を作りました。
こんな時、日頃の日曜大工の余り材木が役に立つので、おじじの全然使えないアドバイス、
「材木はあればあるほどいい」
(笑)
有難いことに、この備えは無用の結果となりました。
ただ雨漏りしました。
ベランダの排水溝が詰まりました。
23時には玄関前の蔦が強風でちぎれて路上封鎖をしていました^^;
いよいよ多摩川氾濫確定か、という頃、近所に住む姉を高台に避難させるべく車を出さなければなりませんでした。
路上に車は少なかったですが、雨風が強すぎてちょっと怖かったですね。
なんか、色々外に駆り出され雨風に打たれる回数が多かったです(笑)
朝。
目を覚ますと外は僕好みに薄暗く、気分は静かに最高潮です。
蝋燭に火を灯し、本を読みながらスタートしました。
何か落ち着くなあ、今日は気持ちが良い、と思ったら、誰も外を歩いていないからなんです。
アトリエの皆さんはきっと共感されることでしょう。
人々は本当にうるさいので、騒がしい波動を恒常的に外側に向かって発しているんですよね。
それがみんな家の中に閉じ籠ってくれると、空気が落ち着いたままなんです。
この騒がしさに僕も知らずに影響されているのだと分かりました。
自分の内側が、昨日はいつになく静まっていたからです。
昔から曇り空に雨風、台風、大雪が好きなんですが、この落ち着きが心地よかったのかもしれないです。
でもおかしいんですよねえ。
朝、まだ全然雨も風も大した程度ではないのに、誰も外を歩いていないんですよ。
なぜなのか?
それは「今日は大変な台風だ」と言われたからなんですよね。
でもそれは〈情報〉で、〈現状〉はまだ普通の範囲に留まる雨風なんです。
これは人が、どれほど情報に左右されるか生き物かということを示しています。
凄い台風だとなると、ペットボトルの水を買い占めてしまうんです。
増税前になると、トイレットペーパーをなぜか買い占めてしまうんです。
(人がこういう進化段階だと、戦争に駆り立てることなんて簡単なんですよね。)
それはそれとして。
このような天候だと僕はいずれ自分のことが出来なくなり、自然と祈ったり感じたりということを始めます。
風や雨の音や雷の光に心を寄せている必要を感じるのです。
そこには何か声があるんですよね。
それは簡単に分かることではなくて、色々な声の混合なのですけれど。
今回くらい激しい台風だと、鎮めに入ります。
やはり自分の身は守りたいので。
ただ闇雲に「鎮まって下さい鎮まって下さい」とお願いしてもエゴなので、まずは(あくまでも卑近に例えれば)挨拶から始まるんですよね。
「どうしたのかなあ、なぜこんなに荒れているんだろう」
そんな感じで心を寄せて。
答えが分かることに固執してはいけないんです。
それもエゴですから。
ただ心を寄せて暫く一緒にいようとするんですよね。
それから瞑想を保ち、自分の内なる光の体と交流させると、自然と分かってくることや見えてくることがあったりします。
まあその内容については割愛しますが。
別に秘密にしないといけない情報がある訳ではないですが、言語化することに価値はないと思うので。
人それぞれ、色々な受け取り方が出来るでしょうから、興味のある人は次回以降、やってみると良いですよ。
風があなたに何か語り掛けるかもしれないです。
一通り話を聞いたり、感じるものを感じたら、柔らかく、決して押しつけがましくはなく、少し和らいでもらえるようにお願いをします。
こういう所は、上質な人間関係と同じかなあと思います。
いきなりお願いしては駄目。
相手の事情を考慮しないのも駄目。
するとふわっと風が弱まりました。
「まさか、そんなあ」と思うかもしれませんが、いやいやあなたが正しいかもしれないですよ。
でもいいんです。
僕は風との交流を楽しんでいるだけですから。
その後また激しくなって。
もう手が付けられない程の激しさでした。
「ほら、効いてないでしょ」って?
でも何か印象が変わっているんですよね。
終わらせるために仕上げに入っているな、と感じるんです。
その通りになりました。
おかげで夜は眠れました。
勿論これは心の世界のことです。
気象レーダーが示した通りに台風が移動した、という解釈でも良いんです。
ただ、こういう生き方が好きな人は、こういう生き方も出来ますね。
台風が過ぎ去ると、情報に踊らされた人々はまた巣から出てきていつもの騒がしさに戻るのですが、昨日感じた静けさをもしあなたが晴れの日にも霧雨の日にも保っていけるのなら、あなたの内側ではきっとこれから、大自然との繋がりが年月と共に強く深くなっていくことでしょう。
とにかく昨日は皆さん、お疲れさまでした。
今日は守ってくれた霊たち神たちに感謝をして一日を始めましょう。
最後に・・・
明日、10月14日(月)は牡羊座満月。
皆様のお申込み、お待ちしております。
【次回以降の満月新月ヒーリングその他】
明日10月14日(月)牡羊座 満月 5000円
10月19日(土)14時〜15時 瞑想会 1000円
同日 15時〜17時 ヒーリング会 2000円
10月28日(月)蠍座 新月 5000円
【こしきの輪 会員募集中】
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