妊娠日記⑥

最終更新: 2019年11月6日


お久しぶりです。

つわりの絶不調期は過ぎたのですが、まだまだ不時着しそうなボロ戦闘機のように、水面を叩きながらよろよろと進んでいる状態です。

本当に気の毒な限りで、僕も出来る限りのことをしてはいるのですが。

ところで今日は妊婦健診で産婦人科に行き、超音波による映像を見てきました。

(今時は4Dの映像なんですね。立体的なんです。)

47mmとかなり大きくなり、なんとその映像の中で手足を動かし、寝返りを打っていました!

かなり、驚きました。感動しました。

何をしているんだろうと素朴に不思議に思います。

顔をこすっているような仕草もしていました。

寝返りを打ってこっちに背中を向けた時は流石に「かわい~~~!!!」と叫びました。

精神体としての彼とはますます交流するようになっていますが、今日はまた別の、純粋に肉体的な面を覗いたように思います。

何だか本当に不思議なんです。

昨日まで数日、彼は出掛けていました。

なかによると、地球の波動に慣れるために、暫く何度かこっちに来たり宇宙に戻ったりするという話もあるようです。

胎内期については子供たち本人による色々な「証言」がありますが、どれも本当にそうなんだろうなあと思えてとても興味深いです。

彼が留守中の数日間は静かで、話しかけても本当に反応がないんですね。

寝ているのとも違う印象でした。

実は暫く前から子守唄を作っているのですが、そのレコーディングを昨日はしていました(勿論今回は僕一人です)。

その前の日にやり過ぎていたので頭が痛く「今日は休憩しよう」と思っていたのですが、急にスイッチが入り、仕上げ作業に入りました。

「あと1時間くらいで彼が帰ってくる!帰ってくるのに合わせて聴きたいんだ」ということが分かりました。

内側からエネルギーが湧いてくるのでもう頭痛もそっちのけです。

すぐに仕上がった後、念のためもう一つ予備を録音しようと思い歌っていたのですが、どんどん彼の存在が濃くなってきます。

再会を僕の魂が喜び、笑いが込み上げてきて全然歌えませんでした。

(でもその前のテイクが良くて、ちゃんと仕上がってくれたのですが。)

出来あがった3曲をなか経由で聴いてもらうと「泣いて喜んでいるよ」となかは言います。

僕は今妊娠3カ月の時期における僕の心と彼との交流を音にしている訳ですが、時期が進むにつれて、自分の中からまた新たな感情や洞察が湧いてくるのかと思うと楽しみです。

もう一つ面白かったのは、どうしてもレコーディングをしていると自分に厳しくなり、「ああ、また音が外れた」とか「テンポが」とか思って何度もやり直し、苦しくなってくるのですが、彼が帰ってくると分かった途端「そもそもこれは彼のために作っているのであって、自分はどうだっていいんだよ」と本当に別人のように考えが切り替わったことです。

こんなふうに既に彼は僕の意識の中に同化して生き始めているのだとも感じます。

僕たちはそれを「遠隔操縦」と冗談で言っています。

ただ、彼は「お父ちゃんが僕のために作ってくれたから何でも良い」というタイプじゃないんですよね。

そこは僕に似ていると言うか、かなりちゃんとあるんです、感情とは別の判断基準が。

道を歩いていると彼の意識が僕の脳内言語を通して語ります。

「転調が1拍早い方がもっと明るい波動になるなあ」

勿論、録り直しました。

するとにこにこ満足しているんですね。

自分が欲しい明るさになったから。

音楽的にも、断然その方が良いと思いました。

こういうことが他にもあります。

なかが字を書くと、筆跡が微妙に変わっています。

そして僕の母はなかの目が前と違う、と言います。

子供が我々の意識と合流して既に表現を始めているのだと理解しています。

ここからは少し込み入った話なのですが、この妊娠を観察していて思うのは、これは可能性の一つであって、そして非常に恵まれた可能性であるということです。

なかは夫がすべての家事をしてくれます。

仕事もしなくて良いのです。

母や義母にプレッシャーをかけられたり不安を煽られたりもしません。

近所のうるさいオバサンもいません。

飢えることはありません。

妊娠中にもかかわらず徴税役人に鞭で打たれることもありません。

つわりの最中に夜盗や兵隊が入り込んでくることもありません。

寒ければ部屋を暖かく出来ます。

そして何より、僕だけでなく色々な人が、妊娠を喜び協力し、その大変さや妊娠のメカニズムを理解しようとしてくれます。

こういうことはほんのつい一代前では、歴史のどんな時点においても、ほとんどあり得なかったようなことなんですね。

それが奇跡のように、今は可能になっているのです。

先日母と話していた時、母は僕を妊娠した時に義母から受けた辛い仕打ちを聞かせてくれました。

それは母にとって39年越しで言葉にした苦い体験でした。

僕はそれをきっと聞いていたと思います。覚えていないだけで。

今、彼の既に心を宿している様を見ていると、胎児は何もかも鮮明に感じていて、それを受けて自己を早くも形成しつつあるのだろうということを疑うことはできません。

「僕は私は産まれていいんだろうか」

「産まれたら周りには怖い人がいるんじゃないだろうか」

お腹の中で既にそんなふうに感じてしまったら、臆病になります。懐疑的になります。

自分に自信なんて持てるはずがないと思います。

生物には同じ危険に備えるという性質があります。

一度でも産まれることを恐れた胎児は、もし仮に後で「産まれてくれなければ良かった」と言われたとしても自分がそれほど深くは傷つかないように、産まれて来る前に心を固くし、世界への期待や自分への信頼を低く設定しようとするのではないかと思います。

それはとても普通な心の反応です。


しかし自分を愛さなくなれば他人をも愛せなくなります。

自分を嫌いになれば他人をも嫌いになります。

僕はこの世界の争いや孤独や不安が、この胎児期の心の形成から始まっているように思えてなりません。

そして人がどんなにか、他人に対しても自分に対しても「ただ優しくある」ということをしてこなかったかということを思うにつけ、今、なかと僕がこうして子と関われていることは、すべての胎児の見果てぬ夢だったのではないかと思えてくるのです。

・こちらも読んでみて下さい

妊娠日記①

妊娠日記②

妊娠日記③

妊娠日記④

妊娠日記⑤

(妊娠日記最終回)男性目線のとつきとおかと自然分娩物語



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