育児日記①

我が子 まどか が生まれて38日。

第一期試行錯誤も終わり、色々と勝手が分かるようになってきました。

おむつを替えるのも手早くなり、母乳の出も良くなり、何より、表情や声から、何を望んでいるのか分かるようになってきました。

内容はほぼ3つ。

・おっぱい

・おむつ

・一緒にいたい


この3つ目は、最近新たに追加された欲求です。


成長は目覚ましく、1か月検診では体重が1200g増量。

ほっそりしていた顔もふくよかになり、いよいよ赤ちゃんらしい顔つきです。

泣く時には声も大きく、嫌がれば蹴りは力強く、そして少しずつ色々なことを学習しています。

例えばもうお母さんの乳首とお父さんの鼻を間違えない(笑)

赤ちゃんの感覚は唇に集中しているので、唇に近付いてきたものは何であれ反射的に咥えてしゃぶります。

冗談で僕の鼻を当てた所、ぐいぐいしゃぶり始めたのは、生後一週間くらいの頃のこと。

今では絶対に騙されてくれません。


また日の光に当たると苦しそうに眼を閉じていたのが、今では軽く(でも感銘を受けるほど本当の素早さで)閉じるくらい。


こうして着実に、この世界に順応していっています。


子供の、「心」と呼ぶにはまだ早いのであろう「認知と反応の体系」には、実に興味深いものがあります。


例えば自分のうんちおしっこが不快で泣く。

別にそれは生存に直接関わるものではないだろうに、そこに対する感覚は非常に鋭いのです。

何のために?

でも、なぜだかそうなっているんですねえ・・・


また、沐浴をさせるとお湯の中で非常にくつろいだ表情を見せます。

子宮の中での心地を思い出すと言いますが、環境の変化に対するその瞬間的な皮膚感覚の鋭敏さに驚かされます。

とっくに成人した僕たちにとって、それはとても当たり前のことのように思えるのですが、まだ「自分が風呂に入っている」という状況を把握できない、いや自分という認識の枠組みさえも恐らくまだ出来ていないだろう発達段階にいる彼は、風呂もお湯も、沐浴が日々の習慣となっていることも知らないままに、ただ瞬間瞬間に立ち上がる環境の変化に対して、自らの意志を超えて反応する不可思議な内的反応を夢見心地に繰り返しているようです。

心に目隠しをされた状態、とでも言うべきか、そのような状態で、あらゆる感覚に驚いたり安らいだりしています。


そして風呂から出れば早速鳥肌がうっすらと全身に立ち上がり、やはりここでもまた、なぜ自分が温かかったひとときの後、一瞬にして寒い「世界」に移動したのか分からないことでしょう。

それで子供は泣くのですが、体を拭いてもらい、服を着せてもらい、抱き締めてもらう内に、体は温かさを取り戻して安心し、再びまどろみ始める・・・

これはすべて感情ではなく感覚にのみよって織り成される一連の移ろいであって、これがやがて芽生える感情の生まれ出る温床となる・・・そのように理解しているのです。


ところで床上げは1か月と言われていますが、実際には1か月半ほど見た方が良いらしく、ここで頑張ると母親には深刻な腰痛が残る場合もあるようです。

妊娠後期たびたび「里帰りされるんですか?」と訊かれていたのですが、意味が分かりました。

子供一人を大人一人(つまり母一人)で育てるのはかなり無理があるようです。

不可能ではないと思いますが、余裕がなさすぎると思います。

何しろ母乳は血液と同じだと言うので、母は生き血を与え続ける訳ですから。

その上、産後の骨盤は緩み切っているので、家事などは可能な限りさせたくない所です。

だから僕みたいなデキる主夫がいる場合を除いて、母子の関係はとても大切。

自分の母親に助けてもらいながらでなければ、子育てという事業は為し難いと思われます。

出来ないことはないでしょうが、多分肉体精神共に、色々わだかまりが残るのではないかと。

自分が子供を持つ想定はありませんでしたが「何かもっと大事なものが入る余地」のようなものを自分の人生に温存し続けることを、20代の頃選択しました。

その結果が今この子供のいる生活なのだと感じます。


子供にとって母親は絶対必要ですが、父親はどうなのか?

これはそれほど答えが明確ではない問いだと思います。

だから僕はその実験をしていると思います。


このようなライフスタイルであるために普通の人よりはるかに多くの時間を子供に使えるという環境で子供の世話をしていると、父親もやはりまた子供に重要な何かを与えている、ということを感じます。

勿論、母乳を僕は提供することが出来ませんが、僕が抱っこすると、それまでどんなにぐずっていても速やかに眠りに落ちる、そんなことがあります。

我ながら、「すごいなー」って。

・・・自慢話です(笑)


子供は今はまだ認知の塊だと言いましたが、物質的・非物質的の境界線もまだない彼の内的世界において、お母さんから与えてもらうものとお父さんから与えてもらうものが早くも分類され始め、その両方を均等に得ようとしているのが分かります。

太古の昔から、人にとって父は定めや理性や社会性を、母は許しや情緒や内面性の象徴とされてきました。

それはそれぞれの属性がそういった人間性を、実際に育むものであるからです。


今、彼と語り合えること、分かり合えることはとても少なく、無きに等しいのかもしれませんが、それでもこうして彼のために時間を捧げ、筋肉を捧げ、胸に抱いて過ごすすべての時間は、目に見えない、言葉にならない領域において、彼の豊かな未来を育んでいるのだと、感じています。




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12月22日(日)冬至 2000円

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